私が住んでいる地域(近畿)は震源から遠く(震度3はあったけど)、問題の原子力発電所からも500km以上離れている事もあり、周りの人たちは冷静です。職場の病院では医療物品の供給が不安定になる事が分っており対応に追われていますが、現時点で診療は通常通り行っています。当院でも行政の要請があれば被災者の透析を受け入れる事は可能かもしれませんが、その場合は宿泊場所などの面で支援は必要だと思います。(透析はできても患者が生活したり寝る場所が無い)
私は今日は仕事が休みだったので近くのディスカウントスーパーとドラッグストアに日用品を購入しに行きましたが、客は少なく、特に混乱している様子はありませんでした。「飲料水は1箱まで」といった規制は一部あったけど、ほとんどの商品は充分にありました。皆、買占めとかをする様子もなし。缶詰や電池などもまだまだ在庫ありますが、こちらからは被災地域に送る事はできません。
当面の間は物流が混乱し、日用品や医療物品の供給も難しくなるかもしれません。しかし「被災地や関東地方の方々の事を考えれば止むを得ない」「被災地が早く復興して欲しい」という意見がほとんどです。正直なところ、原発の爆発は心配ですが、見守る事しかできません。当院からはボランティアとして臨床工学技士を出す人員余裕もないため、これまで通り勤務を続け、地域の医療・救急医療を支えることしかできません。
臨床工学技士リンク集ではページ上部に地震特集を設け、少しでも情報を提供できればと頑張ってみました。情報が錯綜しているため色々と難しいですが…。とにかく一日でも早い救助と復興を願うばかりです。
22時35分ごろ 静岡東部震度6強
こちらでも震度2で揺れをハッキリと感じました。この規模なら被害は少ないと思うけど、だんだん南下しているのが気になる…。
– 追記 –
ニュース報道によると関西の量販店でも防災グッズや電池などが売り切れているそうだ。どうやら関東の人が新幹線に乗って買いに来たり、関東の人から頼まれて買って送るらしい。本当に必要な被災地域には(個人では)届けられないのに…。
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