臨床工学技士リンク集blog
医療とパソコンと家電など
11月 5, 2006 — 21:23
ME機器も時代と共に進歩し、操作は楽に、使いやすくなってきています。
それに伴い、臨床工学技士の仕事はやりやすくなっていくのでしょうか?
電源をONにするだけで後はオートで動いてくれるIABP、メンテナンスフリーな機器、朝の前準備が不要な透析機械室(粉や液を手動で開ける必要が無い)、自動プライミング・自動返血・自動補液、自己診断機能、・・・。
使いやすくなった。操作に特別な技術が不要になった。
色々機能が増えて便利になった。
→医師や看護師でも簡単に操作できる。臨床工学技士は不要??
なんて事も、分野によってはあるかもしれません。
今後増えていくかもしれません。
機器の修理やメンテは業者に任せる、人工呼吸器など手間がかかる一部の機器はレンタルにする。安全面やコストを考えると、その方が良いと考える人も少なくない。
ME機器や医療技術の進歩に取り残されないように、臨床工学技士も成長していかなければならないでしょう。毎日の業務をただ漫然とやっているだけでは、やがて取り残されて、衰退していくかもしれません。
Comments:
はじめまして。むらさんと申します。本当に私もそう思います。何も考えずにただルーチンワークを繰り返すだけならどの職種でも出来ますからね。本当に自分達の進む道をしっかりと考えながら業務を拡張していかないとならないと思います。臨床工学技士という資格を無くさないためにも。私は今、育児中なので現場を離れていますが、やっぱり現場にいる人が一番強いんですよね。臨床工学技士学会とかで、ME業務についてとか発表する時に、ただ業務を紹介するのではなくて、「この様な業務をしているのは、技士としてこの様な裏打ちがあり、病院にこの様に還元しているので院内で必要とされてきている。今後、このような形の業務にも診療報酬を組み込んでいただきたいものである」という様な発表すれば良かったと今後悔してます(かなり色々な批判は受けそうですが(笑))。長々と書いてすみませんでした。最後に、うちのブログをリンクしてくださってありがとうございました。(あまりたくさん技士の事は書いていないので申し訳ないです)お仕事しながらこのサイトの管理もされているようで、とても大変だと思いますが無理をなさらずに頑張ってください。では、失礼します。