臨床工学技士は飽和する?
8月 3, 2006 — 22:48

臨床工学技士(以下CE)を養成する大学、専門学校は毎年のように新設され、いつの間にか50校を超えてしまいました。有資格者が増えてCEという職業が有名になるのは良い事ですが、「需要と供給のバランス」の点から、必要以上に学校が乱立するのも問題です。このまま新卒者が増加していくと、臨床検査技師のように極度の就職難時代が訪れてしまいます。あるいはもう訪れようとしているのかもしれません。
2~3年ぐらい前?には医療機能評価でME機器管理が必要になった関係で、CEの需要が少し増加しました。最近では、レーザー治療機器がCE管理になった為、美容整形クリニックからの募集が発生したりもしています。
一つの施設で働けるCEの人数は限られています。大学病院や総合病院、国公立病院などの施設は、就職希望者が多いため、枠が埋まるのも早いです。業務を拡大して枠を増やす事も可能ですが、それにも限度があります。
すでに「頑張れば誰でも希望する就職ができる」ほど甘くはありません。
何処でもどんな仕事でも良いのなら、まだまだ就職率は100%に近いと思いますが・・・。

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