専門書籍・雑誌 2006年
11月 23, 2006 — 23:28

過去に臨床工学技士リンク集の「専門書籍・雑誌の新刊情報」で紹介したリンクを置いておきます。
2006年07月 人工心肺トレーニングDVD 人工心肺の基本操作とトラブル対処法1 日本人工臓器学会
2006年09月 Drug-Eluting Stent Part2 医学書院
2006年09月 そこが知りたい透析ケアQ&A 透析現場からの質問110 総合医学社
2006年09月 人工心肺トラブルシューティング 中外医学社
2006年10月 急性血液浄化法 あんな症例・こんな症例 医学図書出版
2006年10月 血液透析患者の合併症と薬剤投与 南江堂
2006年10月 腎と透析 2006年 Vol.61別冊 HDF療法’06 東京医学社
2006年10月 消化器内視鏡室 パーフェクトマニュアル 医歯薬出版
2006年10月 こんな時どうする ME機器のトラブル対処法 真興交易医書出版部
2006年11月 ME教科書シリーズ F-2 臨床工学(CE)とME機器・システムの安全 コロナ社
2006年11月 Heart View 11月増刊号 PCI治療のためのKey words メジカルビュー社
2006年11月 呼吸と循環 54/11 2006年11月号 心臓リハビリテーションの最前線 医学書院
2006年11月 在宅酸素療法 改訂第2版 克誠堂出版
2006年11月 腎と透析 Vol.61別冊 ハイパフォーマンスメンブレン’06 東京医学社
2006年12月 透析ケア2006年冬季増刊 透析機器のギモン100 アンサーブック メディカ出版
2006年12月 AHA心肺蘇生と救急心血管治療のための国際ガイドライン2005 中山書店
2006年12月 ECC(救急心血管治療)ハンドブック2005 中山書店
2006年12月 ネッター心臓病アトラス 南江堂

第1回クリアランスギャップ研究会
11月 13, 2006 — 2:04

クリアランスギャップとは、標準化透析量であるKt/Vの処方値と実測値の乖離(Gap)から、シャント機能不全症例を検出していこうとする指標であり、本研究会ではシャント機能不全症例の抽出法としての意義やPTA施行規準としての有用性について紹介する予定です。
日 時:平成18年12月10日(日) 10:00~15:00
会 場:リーガホテルゼスト高松
〒760-0025 香川県高松市古新町9-1
プログラム
■10:05~11:05
研究会報告「クリアランスギャップの理論と有用性について」
川崎医科大学附属病院 小野 淳一
■11:05~12:05
研究会報告「クリアランスギャップ臨床効果の実際」
香川大学医学部腎臓内科アクセス血管外科部門 鵜川 豊世武
■休憩 12:05~12:20
■特別講演 12:20~13:05
座長:香川大学医学部循環器腎臓脳卒中内科 講師 清元 秀康
「バスキュラーアクセスの評価と管理をどう考えるか?」
天理よろづ相談所病院 腎透析科・血液浄化センター 天野 泉先生
■パネルディスカッション 13:05~15:00
-透析効率改善の取り組み・何から始めますか?-
司会:鵜川 豊世武
スーパーバイザー:天野 泉先生
「バスキュラーアクセスへのPTAはKt/Vを改善する?」
産業医科大学病院 腎センター 椛島 成利
なお、本研究会についてのお問い合わせはe-mailにて、
川崎医科大学附属病院の小野淳一(jun@med.kawasaki-m.ac.jp)までいただければさいわいです。

臨工とME機器の進歩
11月 5, 2006 — 21:23

ME機器も時代と共に進歩し、操作は楽に、使いやすくなってきています。
それに伴い、臨床工学技士の仕事はやりやすくなっていくのでしょうか?
電源をONにするだけで後はオートで動いてくれるIABP、メンテナンスフリーな機器、朝の前準備が不要な透析機械室(粉や液を手動で開ける必要が無い)、自動プライミング・自動返血・自動補液、自己診断機能、・・・。
使いやすくなった。操作に特別な技術が不要になった。
色々機能が増えて便利になった。
→医師や看護師でも簡単に操作できる。臨床工学技士は不要??
なんて事も、分野によってはあるかもしれません。
今後増えていくかもしれません。
機器の修理やメンテは業者に任せる、人工呼吸器など手間がかかる一部の機器はレンタルにする。安全面やコストを考えると、その方が良いと考える人も少なくない。
ME機器や医療技術の進歩に取り残されないように、臨床工学技士も成長していかなければならないでしょう。毎日の業務をただ漫然とやっているだけでは、やがて取り残されて、衰退していくかもしれません。

Cypher メモ
11月 4, 2006 — 22:08

商品名 Cypher
薬剤溶出冠動脈ステント Drug Eluting Stents (DES)
ジョンソン・エンド・ジョンソン 薬剤溶出冠動脈ステント
Cypherステント 添付文章
塩酸チクロピジン製剤及びCypherステントの安全対策に係る協力依頼について
厚生労働省医薬食品局安全対策課長
使用期限の切れた「Cypher(サイファー)ステント(シロリムス溶出冠動脈ステント)」を販売していた高度管理医療機器等販売・賃貸業者に対し、本日、薬事法(昭和35年法律第145号)違反により業務停止を命じました。
愛知県健康福祉部医薬安全課
本品は次のような患者に使用しないこと。
(1) 閉塞・狭窄域、又は病変近位に蛇行性血管がある患者
(2) 術前に不安定狭心症を発症した患者で、ステント留置が危険だと思われる患者
(3) 72時間以内に急性心筋梗塞を発症した患者
(4) 冠動脈造影等で病変部に重篤な血栓症が認められた患者
(5) 標準的外科治療(CABG)がより好ましい患者
(6) 標的病変遠位部に血流障害を有する患者
(7) 抗血小板療法、抗凝固療法を禁忌とする患者
(8) 妊娠、又は妊娠している可能性のある患者
(9) ACバイパスの吻合部にステントがかかる患者
(10) PTCAによる病変部の拡張が期待できないと判断される患者
(**11) シロリムス又はその構造類縁体、ポリメタクリレート又はポリオレフィンコポリマーに過敏症を有することが判明している患者
(12) 金属アレルギーをもつ患者