慢性維持透析患者外来医学管理料
2460点 → 2305点
人工腎臓に係る夜間加算及び休日加算
500点 → 300点
人工腎臓について、エリスロポエチン製剤を含め包括的に評価して適正化する
人工腎臓(入院中以外の場合)
1960点 → 2250点
参考資料
平成18年度診療報酬改定における主要改定項目について(案)(PDF)
いつの間にか1月中旬。
臨床工学技士の国家試験まであと一月半ぐらいになりました。今年卒業する学生の方は、追い込みに入っている頃でしょうか。
社会人の方はスタッフ入れ替えで大変かもしれません。「4月まで(4月から)どーすんのよー!」って悲鳴が各地から聞こえてきそうです。
【2月~5月の各種試験のスケジュール】
2006年2月1日 第1種ME技術実力検定試験講習会 資料請求開始
2006年3月5日 臨床工学技士国家試験
2006年3月10日 実用英語技能検定受付開始
2006年3月25日 消化器内視鏡技師認定試験
2006年3月26日 第121回TOEIC公開テスト
2006年4月1日 3学会合同呼吸療法認定士 申請書類配布開始
2006年4月 第1種ME技術実力検定試験講習会 9日(東京)、16日(大阪)
2006年4月16日 情報処理技術者試験(春期)
2006年5月中旬 透析技術認定士試験
2006年5月28日 工業英検試験(2、3、4級)試験
日本臨床工学技士会から臨床工学技士業務実態調査アンケートが届きました。43項目の無記名、記述式アンケートです。締め切りは平成18年1月23日。
臨床工学技士業務指針は公示から17年経ち、内容も古くなりました。心カテや内視鏡など、業務指針に掲載されていない業務も増えています。また、法的に??な業務、制限もあります。そのため、日本臨床工学技士会は、業務指針の改正を目指しているようです。
現場の実情、意見を反映させるためにはこういうアンケートも大切だと思います。
本日、日本臨床工学技士会の公式サイトがリニューアルされました。前日までと比べると格段に良くなっているのではないでしょうか?サイトデザインもずいぶんスッキリしました。学会・セミナー情報の掲載数も多くなってます。予想以上にいい感じ。
それに比べると、ウチのリンク集はデザインやHTMLが(も)未熟です…。(テーブルやBRタグがいっぱいあるし、スタイルシートは全然使ってない…) ウチのリンク集は「素人が作りました」というサイトですよね。もっと頑張って玄人っぽいデザインにしたい。。。前々からの悩みです。
日本臨床工学技士会の会報誌「たより」臨時増刊号が届きました。封筒の中身はA4用紙1枚(裏表印刷)。内容は、第3期内部役員の役職・担当業務と委員長が決定した件についての通知、会長の挨拶、欧州CE実態調査視察希望者募集(2名)でした。
会長の挨拶によると「現在、臨床工学技士業務指針の改正に向けて最終取りまとめ段階」とのこと。臨床工学技士の将来を左右する重要な指針です。内容が気になりますね。
日本臨床工学技士会の会誌 NO.24(特別号)2005 が届きました。
A4サイズ、約40ページの冊子で、内容は
・透析装置等安全基準に関する報告書「透析装置等安全基準ガイドライン」
・医療機器の「貸出し」「立会い」等に対する臨床工学技士の対応
・臨床実習指導ガイドライン
組織の中で仕事を行うに当たって、(新しい業務の立ち上げ時なんかは特に)
こういう一般的、公的なガイドライン・マニュアルは欠かせないと思います。
今後さらに充実していくと良いですね。
日本臨床工学技士会の会報誌「たより」70号が届きました。内容は第3期役員選任、ペースメーカー関連業務修得セミナー第Ⅰ期開催案内・申込書、第15回日本臨床工学会報告、セミナー開催予定など。
平成17年社団法人日本臨床工学技士会総会議事録によると
5月22日の総会は、会員総数6738名中、3806名(うち委任状3621名)の出席があったため、成立したとのことです。
上の数字から計算すると、出席率は56.5パーセント。どうやら委任状の集まりが悪かったようです。(委任状提出期日前には各技士会のサイトで緊急アナウンスも行われました)過半数を切ると、総会を開催できなくなり、会の存続が危うくなります。
その他にもコラムや、各種情報・案内が掲載されていました。
「平成17年度社団法人日本臨床工学技士会総会議案書」が届きました。
総会では下記5つの議案について決議が行われます。
第1号議案 平成16年度事業及び収支決算報告書承認の件
第2号議案 平成17年度事業計画承認の件
第3号議案 平成17年度収支予算承認の件
第4号議案 第3期内部役員選挙結果及び推薦外部役員報告選任の件
第5号議案 正会員会費改正案承認の件
議案書の他に「総会出欠と委任及び書面表決状」というハガキが同封されています。
議案は会員の過半数の出席(委任も含む)が無ければ成立しません。
会員の方は必ずこのハガキを提出しましょう。
この議案書(報告、予定)の内容を一部抜粋します。
・平成17年3月末現在の臨床工学技士賠償責任保険加入率は70%
・平成17年3月31日現在の会員数6625名
・平成17年3月末現在賛助会員57社
・日臨工のホームページ運営の一部を外注化する
・ペースメーカー関連業務修得セミナー第1期講習会
平成17年7月17日~18日 日本工学院
・ペースメーカー関連業務修得セミナー第2期講習会
平成17年11月5日~6日 大阪医専
・第16回総会は平成18年6月17日~18日兵庫県で開催
・第17回総会は平成19年に愛知県で開催
・会誌は年3回、機関新聞「たより」は年6回発行する
・「関連法規ガイドブック」を完成させ周知を図る
・平成18年度の診療報酬改正に向けて臨床工学技士の関与が診療報酬に反映される制度を検討し、実現に繋げる
この季節、新しく入ってきた臨床工学技士(以下CE)の教育に頭を悩ませてる方が多いのではないでしょうか。CEは歴史が浅く、施設によって業務に差があるせいか、看護師などに比べて新人教育マニュアルが確立されていない所が多いのかもしれません。
看護師の場合、1年目、2年目、プリセプター指導、専門看護、指導者・・・と経験、段階別に教育システムが組まれており、それを施設や看護協会がバックアップしています。研修や看護研究、専門看護師制度。こういう卒後教育は今のCEに不足していると以前から感じています。
現状ではCEの新人教育は各施設(病院やクリニック、企業)によって個別に行われています。多施設間の共通マニュアル、合同教育のようなシステムは殆どありません。透析病院に就職した場合、その施設では透析(+ME機器管理)の事しか学べないでしょう。施設の規模や系列、医師など環境の違いによって、同じ業務でも施設差が生じてきます。同じ施設でも指導する人によって、考え方や手技が異なることもあります。
私も今、新人教育に携わっていますが、色々考える事があります。業務の表面的な手技(やり方)を教え、覚えてもらう事は時間をかければ(ある程度は)誰でも(?)できると思います。しかし、それだけでは「言われた事だけしかやらないCE」が育ってしまう危険性がありますよね。やはり「自分で考え、自分で勉強・行動していくCE」になってもらわないと困ります。自分勝手も困るけど。
しかし学校を卒業したての新人に「自分でも勉強していくように」、「考えてください」と言ってもなかなか難しいのが現実です。初めのうちは「どうやって勉強するのか」、「どうやって考えるのか」という事も教える必要があるのかもしれません。新人に課題(宿題?)を与えている施設もあるようです。本当はそういうのは学生の間に学んでおくべき事なんだと思うケド…。
中にはCEの知識、技術うんぬん以前に、社会人としての姿勢や態度、言葉使いが未熟な新人もいます。「そこまで言わなあかんの?もう大人やろ?」って。胃と頭が痛いですね。